委員会活動

研修会・セミナー

レポート

看護師国家試験を考える

開催日時 2016年10月23日(日) 13:00 〜 15:40
会場

東京ガーデンパレス

概要

講演1は、厚生労働省医政局看護課 課長補佐 猿渡央子氏が「看護師国家試験の現状と課題」と題し、看護師養成所及び看護師国家試験についての概要と平成28年2月の医道審議会保健師助産師看護師分科会 保健師助産師看護師国家試験制度改革検討部会報告書で示された方針について話された。状況設定問題については、現行の2連問、3連問に加え、単問が導入されることなど、根拠に基づいたアセスメントや計画立案に基づく思考や判断プロセスを問う問題が重視される。また、試験問題や視覚素材を公募しているので、協力してほしいとの依頼があった。


講演2は、札幌医科大学保健医療学部看護学科 今野美紀先生による「看護師国家試験の『対策』:札幌医科大学の事例報告」であった。過去十数年合格率は100%を維持しているが、いわゆる国家試験対策は何もしていない。1・2年の看護技術演習では、事前テストに合格しないと授業に出席できないこと、模擬患者を導入して病態生理、アセスメントなど課題を提出させ、フィードバックもしっかり行うなど、自ら学習する態度を身につけさせるための様々な工夫が話された。100%の合格率が続いていること自体も、学生へのいいプレッシャーとなっているようだった。


参加者は、109名であった。


講演の評価について、講演1は「これからのことがわかり対策をたてることができそうです。」「平成30年度から改訂があることを確認できてよかったです。」「現状と課題について理解できました。」等の意見があり、講演2は「与えられた資源の違いはありますが、根本・本質として学ぶところが多くありました。ティーチングではなく、ラーニングであるという考えの確信を強めることができました。学生を信じ自立をすすめる存在でありたいと思います。」等の様々な意見が寄せられた。


プログラム

13:00 ~開場
13:30 ~ 14:30(講演1) 看護師国家試験の現状と課題

猿渡 央子 氏(厚生労働省医政局看護課課長補佐)

14:40 ~ 15:40(講演2) 看護師国家試験の「対策」:札幌医科大学の事例報告

今野 美紀 先生(札幌医科大学保健医療学部看護学科教授)

一般社団法人 日本私立看護系大学協会

〒102-0074

東京都千代田区九段南4-6-10 近清堂ビル6階

TEL 03-6261-2071 FAX 03-6261-2072

E-mail jpncs@jade.dti.ne.jp